競プロ典型90問 075
Magic For Balls(★3)
Published in
Nov 21, 2023
星3の問題だが、
Nを素因数分解した時に√(N)を超える素数は高々単独の1つしかない
という高度な(?)法則を使っているのでその確認をする。
カウントの仕方だが、8の場合は2と2と2という風に各2を別のものとして3つとカウントする。
Nを素因数分解した結果、素数1つ
つまりN自体が素数のとき√(N)を超える素数はひとつ
Nを素因数分解した結果、素数2つ
2つの素数をa, bとする(a ≥b)
a=bのとき
√(ab)より大きな素数はなし
a>bのとき
√(ab)より大きな素数はa
Nを素因数分解した結果、素数3つ以上
素数を大きい方からをa, b, c, d…(a≥b≥c≥d…)とする。
先ほど見たように、a, bの中で√(ab)より大きな素数は高々ひとつ。
a*b*c*d…は、a*bに値が2以上のc*d…が加わることにより
√(a*b*c*d…)>√(ab)
よって√(a*b*c*d…)=√(N)を超える素数は高々ひとつ
図で全パターン書こうかと思ったけどだいたいの部分が同じなので省く。